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土地の測量は自分でできる?
─ DIYでできること、プロにしか出来ないこと

境界・土地初出 二〇二三年一月|加筆修正 二〇二六年七月

「土地を測るだけなら自分でやって、費用を浮かせたい」──よく分かります。実は測量士の答えは「半分はできます。でも肝心の半分は、どうやってもできません」です。何ができて何ができないのか、正直にお話しします。

できること ─「ざっくり把握」はDIYで十分

縄張りの測量 ─ 結び目のついた縄で測る、古代エジプト由来の知恵

庭の一角の広さを知りたい、家庭菜園の区割りをしたい、擁壁までの距離を測っておきたい──こうした「自分のための参考値」なら、道具しだいで十分測れます。30m巻尺とレーザー距離計、水準器があれば、水平距離・高低差はかなり正確に取れますし、スマホの測量アプリ(GPSで面積や距離を出すもの)も手軽です。

ちなみに測量の原点は古代エジプト。ナイル川の氾濫で毎年境界が消えるため、等間隔に結び目を作った縄を張って土地を測り直していました。縄と杭とL字の木材(直角の確認用)、糸と重り(垂直の確認用)──この「縄張り測量」は今でも家庭レベルの計測に立派に通用します。

できないこと ─ 境界確定は「測る技術」だけの問題ではない

問題は、売却や登記のための境界確定測量です。これはDIYでは不可能です。理由は3つあります。

実際、「境界確定を自分でやりたいと法務局に相談に行ったが、相手にしてもらえなかった」というご相談を、当社は何度もいただいています。

賢い使い分け

おすすめは、検討段階はDIY、手続き段階はプロという使い分けです。売るかどうか迷っている段階なら、巻尺とアプリのざっくり計測で十分に判断材料になります。売却・分筆・登記が決まったら、そこからは測量会社の出番です。DIYで測ったメモも、ご相談時の良い資料になりますので、ぜひお持ちください。

境界・測量のご相談

「これって自分で測れる範囲?」という段階のご質問も歓迎です。

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