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ホーム技術だより ─ 災害現場のUAV LiDAR測量

災害現場でこそ活きる
UAV(ドローン)LiDAR測量

UAV測量二〇二六年七月十二日

愛知県豊田市の緊急災害現場で、UAV(ドローン)によるLiDAR(レーザー)測量を実施しました。人が立ち入れない現場でも、短時間で地形全体を三次元で把握できる──災害対応でUAV測量が選ばれる理由を、実際の対応の様子とあわせてご紹介します。

空から地形をなぞる

UAVレーザー走査 ─ 飛んだ跡から地形が赤く起き上がる

※ 実際の現場対応の様子は動画の間でご覧いただけます。

なぜ災害現場でUAV測量なのか

斜面の崩壊や土砂の流出が起きた直後の現場は、二次災害のおそれがあり、人が近づいて測量することができません。しかし復旧の計画を立てるには、「どこが、どれだけ崩れたのか」を数字で把握することが最初の一歩になります。

UAV測量なら、危険区域の外から機体だけを現場上空へ飛ばし、作業員が立ち入ることなく地形全体を計測できます。飛行そのものは短時間で完了するため、発災から計測、データの取りまとめまでの時間を大きく短縮できるのも利点です。

LiDAR(レーザー)測量と写真測量の違い

UAVによる三次元計測には、大きく分けて「写真測量」と「LiDAR(レーザー)測量」の二つの方法があります。

 UAV写真測量UAV LiDAR測量
計測の仕組み多数の写真の重なりから三次元形状を復元するレーザー光を照射し、反射までの時間から距離を直接計測する
植生のある場所草木の表面しか写らないため、地面の形状が取得しにくいレーザーが植生の隙間を抜けるため、草木の下の地盤面を捉えられる
向いている現場裸地・造成地など、地表が見えている現場山林・法面・災害現場など、植生に覆われた現場

災害現場は草木や倒木に覆われていることが多く、写真測量では本当の地盤の形が分かりません。植生の下の地形まで計測できるLiDARは、災害対応と特に相性の良い技術です。

計測から成果までの流れ

  1. 飛行計画・安全確認現場状況と空域を確認し、飛行ルートと安全対策を計画します。
  2. 基準点の設置計測データに正しい座標を与えるための基準点を、安全な場所に設置します。
  3. UAVによる計測飛行LiDARを搭載したUAVで現場上空を飛行し、点群データを取得します。
  4. 点群処理・解析取得した点群から地表面を抽出し、三次元モデルを作成します。
  5. 成果の作成横断図・縦断図・土量計算書など、復旧設計にそのまま使える形で納品します。

地域に根ざした即応体制

当社は昭和53年の設立以来、豊田市を中心に愛知県のインフラ整備に携わってきた測量業・建設コンサルタント・補償コンサルタントの登録業者です。UAV点群測量・UAV写真測量の機材と技術者を自社で備えており、災害時には地元企業ならではの速さで現場に駆けつけます

災害対応・UAV測量のご相談

公共・民間を問わず、UAVによる測量・調査のご相談を承っています。

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