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【買う?買わない?】「DVC(Disney Vacation Club)の購入を検討中のディズニー好きな旅行者へのアドバイス」

ディズニー好きであり、海外旅行が趣味の皆さんこんにちは!

今回は、Disney Vacation Club(DVC)の購入について検討中の方々へのアドバイスをお伝えします。

ディズニーのタイムシェア「ディズニー・バケーションクラブ(DVC)」は何となく魅力的に見えるものの、

大きなお金が必要なので、メンバーになるのを躊躇する方も多いと思います。

実は、Googleでディズニーバケーションクラブを検索すると

  • 「ディズニーバケーションクラブ 後悔」
  • 「ディズニーバケーションクラブ 売却」
  • 「ディズニーバケーションクラブ 解約」

なんて言葉が、キーワードで出てきます。

毎年、ディズニーリゾートに泊まれるなんて最高の幸せのはず。

いったい、DVCのどこに後悔のもとがあるのでしょうか。

本記事は、次のような方のお役に立てます。

  • DVCに興味があるので、メリット・デメリットを知りたい
  • DVCがお得なのかを知りたい
  • DVCを買って後悔をしたくない

DVCは素晴らしい体験を提供する一方で、注意が必要な点もあります。

後悔せずに満足のいくDVCメンバーシップを手に入れるために詳しく調べてみました。

目次

DVC(ディズニーバケーションクラブ)とは

「ディズニーバケーションクラブ(DVC)」とは、世界各国にあるディズニー・バケーション施設を利用できる、メンバーシップのこと。

簡単に言うと不動産の権利を購入し、宿泊で使えるポイントが毎年付与される会員制度です。

DVCのように不動産の権利を購入する会員制度を、タイムシェアと呼びます。

DVCとタイムシェアの違い

一般的なタイムシェアでは、自分が権利を購入した不動産にのみ宿泊ができます。

しかし、DVCでは世界各国のディズニーリゾートに宿泊することができます。

一度の購入で、40~50年間(権利が続く限り)世界中のディズニーリゾートに宿泊できるなんて夢のようです。

初期費用(2017年6月時点で最低100万円程度)を支払ってディズニーのホテルの一部オーナーになり、

年間数万円の管理費を支払えば権利が切れるまで毎年付与されるポイントで、

一般の客室よりランクの高い部屋に滞在できるようになっています。

ホームリゾートにより権利の長さが異なる

加入時にホームリゾートを決めますが、権利が切れるまでの長さはリゾートによって異なり、

最大50年から年々減っていくので、メンバーになったタイミングによります。

ホームリゾートは11か月前から、その他のリゾートは7か月前から予約が可能です。


ポイントの使い方としては世界のディズニーホテルに宿泊するのが一番効率的でお得ですが、

ディズニー以外のホテルで利用することもできます。

ディズニー・バケーション・クラブ:メンバーシップの価格

不動産を所有するということは、決して安いものではありませんよね。


年により、価格に変動がありますが、2022年のメンバーシップの価格です。

150バケーションポイントの場合

  • 一括払いの購入価格:32,550ドル(2022年12月4日現在)
  • 契約手数料:約590ドル(2022年12月4日現在)
  • 2023年の年間管理費:約1,302ドル(年間管理費額は毎年変更されます)

ディズニーバケーションクラブ(DVC)のメリット


DVC概要はイメージしていただけましたか?ではDVCを購入するメリットをご紹介します。

毎年ディズニーに行くならお得

たとえば、150バケーションポイントなら、東京ディズニーリゾートの「アンバサダーホテル」に2泊できます。
入会した年は、約450万を払っているわけですから、お得感は正直あまりないかもしれませんね。

しかし、2年目からは年間管理費の約17万のみ。
初期投資の金額は高額ですが、その後は毎年、年間管理費のみなので、17万円でアンバサダーに2泊できるということになります。

ここだけ見ると高いと思われる方もいるかと思いますが、メンバーの場合は1部屋料金。
そのため、大人数で宿泊すると、安く収まる場合があります。

リゾート部屋タイプ宿泊期間
例1 アウラニ・ディズニー・バケーション・クラブ・ヴィラデラックス・スタジオ
プールサイド・ガーデン・ビュー
5泊 2022年8月
例2 ディズニー・アニマルキングダム・ヴィラ1ベッドルーム・ヴィラ
サバンナ・ビュー
4泊 2022年9月
例3 ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ・ヴィラデラックス・スタジオ4泊 2022年12月
例4 アウラニ・ディズニー・バケーション・クラブ・ヴィラデラックス・スタジオ
アイランド・ガーデン・ビュー
7泊 2022年10月
例5 東京ディズニーリゾート ディズニーアンバサダー®ホテルスーペリア ルーム/スタンダード フロア2泊 2021年6月までのピークシーズン(日曜~木曜日)
例6 浦安ブライトンホテル 東京ベイ
(コンシェルジュ・コレクション)
ルーム・フォレスト4泊 2021年12月までのバリューシーズン(日曜~木曜日

出典:公式サイト

バケーションポイントの利用例(150ポイントの場合)

ポイントの繰り越し・前借りができる

メンバーは、ディズニー・バケーション・クラブ・リゾートや世界に数千ヶ所あるバケーション滞在先で、楽しめるのですが

ディズニー・バケーション・クラブの不動産所有権を購入すると、バケーションポイントがもらえます。


このバケーションポイントは、ホテルの宿泊や、バケーションパッケージ、ディズニー・クルーズに使用できます。


また、バケーションポイントは、繰り越しや前借りができるので、その時にあった使い方ができます。

今年の分を繰り越して、来年その年に付与されるポイントと、翌年のポイントを合わせて3年分一度に使うことができます。


その分、広い部屋にして大人数で旅行したり、旅行期間を延ばしたりできます。

メンバー限定のイベントに参加できる

ムーンライトマジックというメンバー限定のイベントに参加ができます。

ムーンライトマジックのメリット
・メンバー限定なので、少ない待ち時間でアトラクションに乗れる
・キャラクターグリーティングができる

ディズニー好きにはたまらないパーティに参加ができます。

ディズニークルーズでは、
DVCメンバー限定の特別なクルーズがあります。

メンバー特典がたくさんある

メンバー限定イベント以外にも、特典があります。

特典の数はなんと、400以上!

チケット割引

パークチケットの割引があります。

ハロウィーンパーティ、クリスマスパーティも割引になります。

フロリダ、カリフォルニアの年間パスポートも割引になります。

フロリダの年間パスポートは、3万円も割引されます。

レストラン割引

パークやホテルのレストランで、10%の割引を受けることができます。

グッズ割引

様々なディズニーリゾートで、グッズの割引特典を利用できます。

カリフォルニア ディズニーランド10%
ハワイ アウラニリゾート10%
フロリダ ウォルトディズニーワールド20%
ディズニークルーズ10%

ディズニークルーズは、特定の商品を$50以上購入の条件があります。

メンバーラウンジが利用できる

フロリダ ウォルトディズニーワールドのパークの1つエプコット。
エプコットにDVCメンバー専用のラウンジがあります。

2020年末までだそうですが、
WDWは暑いので、ゆったり過ごせるラウンジが使えるのは魅力的だと感じます。

メンバーしかできない経験

メンバーでないとできない経験ができます。

例えば、
アウラニでのメンバー限定のグリーティング
ソアリンの舞台裏ツアー

東京ディズニーシーにもある、ソアリン。

裏側が見れるツアーなんて、参加した過ぎる!

DVCのデメリット

DVCを所持する上で、考慮しなければいけない点もあります。

管理費が毎年上がっていく

DVCの管理費は、毎年3~6%上がっています。

英語版公式HPの一文です。

Since inception, Annual Dues have generally increased on average 3 – 6% each year across all Disney Vacation Club Resorts.

Membership Dues | Disney Vacation Club

訳:DVC開始時より、すべてのリゾートの年間管理費は毎年、平均して3~6%上がっています。

日本国内ではあまりお得ではない

日本国内でポイントを利用する場合、東京ディズニーリゾートでも利用することが可能です。

東京ディズニーリゾートへの宿泊に必要なポイントをまとめます。

セレブレーションホテル23ポイント
アンバサダーホテル43ポイント
ディズニーランドホテル50ポイント
ミラコスタ62ポイント

ちなみに、これらは最低ポイント数です。

夏休みにセレブれに泊まると,57ポイントです。

夏休みにミラコスタに泊まると、95ポイントです。

使えないと無駄が大きい

DVCの初期費用や管理費は、最低限のポイントでもやはり金額は大きいですよね。


前述のとおり海外のディズニーリゾートで利用すればお得なDVCのポイントも

日本国内ではお得ではないので、基本的には海外での利用が前提。


そうは言っても、この先何十年、海外旅行を続けられるかもわからないのは当たり前です。

もしポイントが使えない場合、または国内でしか使えない場合、このDVCは持っていても無駄になってしまうというのが実情です。


ただし、このDVCの権利はリセールもできますし、子供に譲渡することも可能なので、その時は対策もとれるかなとは思います。

DVCの購入がオススメな人

メリット・デメリットを踏まえてDVCの購入はどんな人におすすめなのでしょうか。

柔軟に休みが取れる

柔軟に休みが取れる人にはDVCはオススメです。

ムーンライトマジック
・リゾートが空いている日
・必要ポイントが少ない日

にお休みを取ることができれば、DVCを活用することができます!

一生をディズニーに捧げる自信がある

約50年間、管理費を支払い続けることになります。

ポイントを使うために、旅行はディズニーが中心になるでしょう。

ディズニー以外の旅行にも行ける金銭的な余裕、時間的な余裕がある人は問題がありません。

たいていの人は、

・年間に取れるお休みの数
・旅行の予算

が決まっていると思います。

そうなると、DVCを所持している限りはディズニー中心の旅行が続きます。

今後50年、ディズニーをずっと好きでい続けられるなら幸せな毎日を過ごせます。

まとめ

DVC(ディズニーバケーションクラブ)について、メリットやデメリットをご紹介しました。

・メンバー限定の特典が豊富
・管理費以上のリゾートに宿泊できる

と、毎年海外のディズニーに欠かさず行く!という方にとっては、とてもお得です。

最初は、車を買うような感覚で気軽に買うことができます。

一方で、管理費の問題や生活スタイルの変化で、手放すという選択をしている人がそれなりにいるというのも事実。

そのような生活スタイルの変化に対応しきれないという点が、後悔につながってしまいます。

買って後悔、買わずに後悔。どちらの後悔もあります。

メリットとデメリットをよく考慮して、決断をしたいですね。

(愛徳コンサルタント株式会社)

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