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ドローンの仕事を支える資格たち
─ 操縦ライセンスと陸上特殊無線技士

挑戦の記初出 二〇二三年(統合改稿 二〇二六年七月)

「ドローンで仕事をするには、何の資格が要るんですか?」──見学に来た学生さんにも、同業の方にもよく聞かれます。答えは「操縦の資格」と、意外なところで「電波の資格」。当社が実際に使っている2種類の資格を、実務の目線でご紹介します。

操縦の柱 ─ 無人航空機操縦士(一等・二等)

操縦の腕と、電波の橋 ─ ふたつで一人前

2022年に始まった国家資格で、ドローン操縦の技能を国が証明するものです(制度の全体像はこちら)。二等は特定飛行の許可・承認手続きの一部が簡略化され、業務運用の効率がぐっと上がります。一等はさらに、有人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル4)という新しい領域への扉。当社では代表が一等無人航空機操縦士を保有し、スタッフも二等の取得を進めています(事務スタッフの合格記もぜひ)。

測量士がこの資格を持つ意味は大きく、地上の測量知識と空からの視点が組み合わさることで、3次元データの取得から解析まで一人で見通せる技術者になれます。山岳地帯や河川など、歩いては入れない場所へのアクセスも自在です。

意外な名脇役 ─ 陸上特殊無線技士

もう一つが陸上特殊無線技士。「無線? ドローンと関係あるの?」と思われがちですが、大ありです。業務用ドローンの中には、映像伝送などに免許や資格が必要な周波数帯を使う機体があります。たとえば産業用の映像伝送で使われる5.7GHz帯の運用には、第三級陸上特殊無線技士以上の資格と開局手続きが必要です。つまり「遠くまで、確実に、きれいな映像を飛ばす」仕事の裏には、電波のプロの知識が要るのです。

災害時に通信が限られる現場でも、電波の知識は安全運航の土台になります。能登の被災地派遣のような現場では、通信環境の見極めがそのまま作業の可否を左右しました。

資格は「組み合わせ」で強くなる

操縦ライセンスだけでは「飛ばせる人」、測量士だけでは「測れる人」。操縦×測量×電波×点検と組み合わさって初めて、「空から確かなデータを届けられる技術者」になります。当社の資格取得がいつも数珠つなぎなのは、そういう理由です(資格戦略の話もどうぞ)。

ドローン測量・点検のご相談

有資格者による安全・確実な計測をお約束します。

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